ワンダーキットのハンダゴテ温度計キット(HAN-ON)を買ってみた!
共立エレショップで見つけたこの商品。
HAKKOとかで売ってるはんだのコテ先温度を測る機械(サーモメータ―)の
キットでHAKKOのと同じ熱電対を使用可能との事。
ハッコーのサーモメータ―FG-100を普段使っているので興味本位で買ってみました!
組み立て自体は間違いようがないくらい簡単なんでサクサク誰でも組めますね。
せいぜいダイオードの向きに気を付けるくらい?
チューニングも外部でサーミスタやサーモセンサーを使うとかそういうのではなく
組んだ後に指定の場所の電圧を測り添付されている表と見比べて
対応する抵抗値になるようにボリュームをクリクリするだけなので簡単に調整できます。
もしテスターを持っていなくてもボリュームをセンターに合わせるだけで若干精度は落ちるけど
使えなくもない感じに仕上がるというお手軽キット。
想定温度より125℃低い。
こて温度340度に対して215℃付近が表示される。
念のためワンダーキットのスペア熱電対に交換してみても205~220℃とかその辺が表示される。
それどころか数回計測するだけで170℃くらいまでしか測定できなくなってしまうセンサー個体まで存在する。
( ・ω・)??
なんだろう?なんでだろう?
基板を総点検してチューニングやり直してもやはり120℃ほど低い。
取りあえずFG-100用にストックしてあったハッコー純正の熱電対(191-212)に
交換して測ってみると…
おやまぁ、FG-100と同じくらいの測定値を示す。
ワンダーキットのセンサー(新品)をこんどはFG-100に取り付けて測ってみると・・・
あぁん?
これはあれかな?キット自体は特に問題ないレベルで使用できるけど取り扱っている
ハッコー類似品のワンダーキットの熱電対がおかしいということか。
粗悪品の熱電対でも仕入れているのだろうか?
この後別の個体FG-100でも計測してみたけど上記と同じ結果になりました。
総括としてキット自体はリーズナブルで測定できる良いキットかもしれませんが
製品添付及びワンダーキット扱いの熱電対は使用せずその部分だけは白光の
熱電対(191-212)を別途購入して使用することをお勧めします。
あー、電源コードのテンションでくるくる動いちゃうくらい軽いので できれば
簡単でもいいのでケースかなにかを作った方がよさそう。
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